水やり三年シリーズ【二年目】環境について

水やり三年【二年目】

水やりは環境によって変わる

第一回で「水やりは簡単に、週〇回とは言えない」と言いました。

それは、植物の種類によって必要とする水の量が違い、

また同じ植物であっても設置環境によって水の量や頻度が大きく変わるからです。

環境とは

人間にとっての「環境」は住み心地や快適さ、周りの人間との関りなどですが、

植物にとって「環境」とは主に

  • 気温や湿度
  • 光の量や日照時間
  • 風通しの有無・強弱
  • 土の構成

などがあります。

日当たりと水やりの関係

植物にとって一番重要と言っても過言ではない要素が「日当たり(日照条件)」です。

これは、水やりの頻度や量を考えたときに、一番左右される要素だからです。

具体的には

  • 光が強い → 土が乾きやすい、水やりの頻度が増える
  • 光が弱い → 土が乾きにくい、水やりの頻度が減る
  • 光量不足 → 水の吸い上げも弱い、水やりもギリギリまで減らす

など、植物の基本の水やりの頻度から、足し引きして考えます。

室内環境と水やり

次に重要な要素は

  • 温度
  • 湿度

ですが、これを室内に置き換えると

  • エアコン(風/温度)
  • 暖房(温度/乾燥)
  • 風通し、人通り(風)
  • 季節による空気の乾燥(温度/湿度/空中湿度)

といったように、様々な要素が複雑に関係しています。

風通しが良い場所や、エアコンが作動している部屋など

常に空気が動いている場所は、土や空気が乾燥することがイメージしやすいかと思いますが、

人が通るだけでもわずかな空気の流れが生まれ、土の乾燥は早まります。

冬季に「外は寒いから」と、水やりを控えていたら植物がミイラのようになってしまった…

というお話をよく聞きますが、これは室内の暖房による温度上昇と乾燥で水不足に陥っていた…

というのが真相です。

環境を踏まえた水やり

様々な要素があるとは言いましたが難しく考える必要はなく、

植物の様子を見るときに、土の様子も気にしてみてください。

色が変わったり、軽くなっていたり、土からの水やりサインが見えてくるはずです。

日々、植物を観察していただくことで土の乾き具合や乾く速度を知り、

上記の環境と照らし合わせて最適な水やりを見つけていただけると嬉しいです。

次回はもっと深く「水やり」を掘り下げていきます。