近年話題のビザールプランツ(珍奇植物)からレアな多肉植物、「アローディア・プロセラ」が入荷しました。
和名では「亜竜木」と呼ばれていて、こちらの名前のほうが日本では有名です。
マダガスカル西南部が原産で海岸線から内陸にかけて広がる荒野に自生しています。
シルバーにも似た美しい灰褐色の幹は多数の刺を持っていて、そのインパクトの強さからマダガスカルではこの植物が自生する森を「トゲの森」と呼んでいるそうです。
また、誰をも寄せ付けないような刺の間から覗かせるのが丸い可愛い葉っぱだからそのギャップから何とも心を掴んで放さず、コアなファンが多い植物なのです。
アローディア・プロセラは幹を覆っている刺や可愛い葉っぱにどうしても目が行ってしまいがちですが、他にも「樹形の面白さ」と言う魅力を持ち合わせています。
上へ上へと延び、強い生命力を感じさせる幹や枝はどれも変わりありませんが、二又、三又に分かれたり、成長に伴いカーブを描いたりと個性は様々。
型にはまらないその自由な展開を見ていると、ついコレクションしたくなる、そんな気持ちにさえなって来ます。
マダガスカルからやって来たこのモダンな植物は、雨の少ない乾燥地帯で自生しています。
年中日当たりの良い窓辺で管理してあげてくださいね。
珍しい灰褐色の幹を持つアローディア・プロセラに合わせたのが同系色のストーンポットです。色調を合わせる事で調和のとれたハイセンスな1鉢に。
マルチング(鉢土隠し)の化粧石も植物との質感の相性が抜群です。
硬い刺を持った植物ですので、お買い上げ時の箱から出す際やお世話中、移動の際にはケガに注意してくださいね。