ポップなイメージのウチワサボテンはユーモラスな姿で見る人を楽しませてくれます。
細かい刺は存在するものの、つるりとした肌をしていて葉っぱは退化し存在しません。
主な原産地はメキシコで、世界には300種類もの仲間が存在するのだとか!
現地では人々の暮らしに密接した植物で、実や茎は食用として当たり前のように食べられているそうですよ。
日本ではポピュラーではありませんが、サボテンステーキ、ピクルスなど、聞いたことがあったり実際に食べたなんて方もいらっしゃるかもしれません。
観葉植物としてもかなり優秀で、水やりのタイミングさえ気を付けてあげれば育てやすい植物です。
例え切り裂いた茎であっても刺がいくつか残っていればそこから新芽を出して復活する事が出来るほど。
観葉植物 初心者さんでも安心して育てられますね。
ふたつとして同じ樹形がないから(生き物なので個性があって当たり前ですが・・)並べて飾るのもおすすめ。
お部屋が『元気印』で溢れてしまいそう・・そんな植物たちなのです。
団扇のように平べったい形状の幹が連なって出来ていく樹形が面白いウチワサボテン。
まるでバランスを取りながら積み重ねていくオブジェのようなそんなアートな印象も感じられます。
見れば見るほど面白いヤツなのですが、葉っぱもなく、枝もない・・・艶のあるグリーンの肌を見ていると、
植物はこう言う物と言う概念が少しづつ壊れて行きそうなそんな感覚さえ覚えます。
さてさて、この意思を持った生き物は迎え入れたお部屋で、この先どんな成長を見せてくれるのでしょう?
ほら、わくわくした気持ちが湧いてきませんか?
明るいグリーンのツヤツヤした肌のウチワサボテンに今回合わせたのは、アンティーク仕立てのグリーンアンティークポット。
グリーンを基調とした陶器のポットで、あえてラフな仕上げでシャビーシックな複雑な色合いを表現しています。
元気が弾けるようなイメージを持ったウチワサボテンですが、このポットと合わさる事で、落ち着いた雰囲気も加わり、より飾りやすいひと鉢に仕上がりました♪