植物を増やす方法
もっとグリーンを増やしたいと思ったら|はじめてのグリーン生活 第6回(最終回)
はじめてのグリーン生活 | 第6回
✦ FINAL
もっとグリーンを増やしたい
と思ったら
1鉢を育てる喜びを知ったあなたへ。
植物を増やす方法、飾り方、次の一鉢の選び方——グリーンライフをもっと豊かに。
第1回 枯れる理由
第2回 1鉢の選び方
第3回 水やり
第4回 置き場所
第5回 肥料・植え替え
第6回 増やす・楽しむ ✦
「1鉢が元気に育っている。もう1鉢増やしたいな」——そう思えるようになったなら、あなたはもう立派なグリーンライフの入口に立っています。
植物を増やすには、新しく買う方法だけでなく、今育てている植物から増やす方法もあります。この最終回では、植物の増やし方の基本から、複数の植物を上手に飾るコツ、次に挑戦したい一鉢の選び方まで、グリーンライフをさらに楽しむためのヒントをまとめてお届けします。
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CHAPTER 01
今ある植物から増やす——3つの方法
植物は買うだけでなく、今育てている植物から新しい株を作ることができます。うまくいったときの喜びはひとしおです。難易度順にご紹介します。
枝や茎の先端を切り取って水に挿し、根が出たら土に植え替える方法。透明なグラスに入れて根が伸びる様子を観察できるため、見た目にも楽しい。成功率が高く、初心者に最もおすすめです。
1清潔なハサミで茎を10〜15cmほど斜めにカット
2下の方の葉を2〜3枚取り除き、茎だけを水に浸ける
3明るい日陰に置き、水を2〜3日に1回交換する
4根が3〜5cm伸びたら土に植え替える
向いている植物:
ポトスモンステラドラセナコリウス
切り取った茎や枝を直接土に挿して発根させる方法。水挿しより発根に時間がかかることがありますが、成功するとそのまま鉢に根付くため移植の手間がありません。清潔な用土を使うことが成功のポイントです。
1茎を10〜15cmほど切り取り、切り口を1〜2時間乾かす
2発根促進剤(ルートン等)を切り口に少量つける(任意)
3清潔な挿し木用土(パーライト等)に深さ3〜4cmほど挿す
4明るい日陰で管理し、土が乾いたら水を与える。1〜2ヶ月で発根
向いている植物:
パキラガジュマルフィカス類サンスベリア
株が大きくなって込み合ってきたとき、根ごと分けて別の鉢に植える方法。植え替えと同時に行うのが効率的です。株にダメージを与えることになるため、成長期(春)に行うのがベスト。成功すれば1株が2〜3株に増えます。
1植え替えと同じ手順で鉢から株を抜く
2根を傷つけないよう手で優しくほぐし、自然に分かれるポイントを探す
3清潔なハサミで根を切り分ける。切り口には殺菌剤か木炭粉を
4それぞれを別の鉢に植え付け、1〜2週間は明るい日陰で管理
向いている植物:
サンスベリアスパティフィラムアグラオネマカラテア
💡 増やすベストシーズン:水挿し・挿し木・株分けのいずれも、植物が活発に動き出す春(4〜6月)が最も成功率が高くなります。冬の増やし作業は根が出にくいため、基本的に避けましょう。
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CHAPTER 02
複数の植物を上手に飾るコツ
植物が増えてきたとき、どう飾ればインテリアとしてまとまるか悩む方も多いです。いくつかのポイントを意識するだけで、グリーンの空間づくりがぐっと上手くなります。
床置きの大型植物・棚の中型・テーブルの小型と、高さを変えて配置するだけで空間に奥行きが生まれます。同じ高さに並べると単調になりがちなので、高低差が演出の基本です。
丸い葉と細長い葉、濃い緑と斑入りの葉など、対照的な植物を組み合わせると互いが引き立てあいます。同じような植物ばかり並べるより、バリエーションを意識しましょう。
植物の種類は違っていても、鉢の色や素材を統一すると空間がまとまります。ホワイト・テラコッタ・ナチュラルウッドなど、インテリアのベースカラーに合わせるのがおすすめです。
3鉢・5鉢など奇数でまとめると、偶数より自然でバランスよく見えます。「主役1鉢+脇役2鉢」のように、大きさに差をつけてグループを作るのがコツです。
💡 飾るときの注意:複数の植物を飾ると管理が複雑になります。水やり頻度が似た植物でグループを作ると、管理がしやすくなります。「乾燥に強い組」「水好き組」のように分けて配置するのも一つの方法です。
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CHAPTER 03
次に挑戦したい一鉢——ステップアップガイド
基本をひととおり経験したら、少し個性のある植物や管理がユニークな種類にも挑戦してみましょう。あなたの好みや部屋の雰囲気に合わせてお選びください。
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大型植物で部屋の主役をつくる
フィカス・ベンガレンシス・ウンベラータ・アルテシマなど、存在感のある大型種に挑戦。床置きで部屋のフォーカルポイントになり、一気にインテリアのレベルが上がります。
フィカス・ベンガレンシスウンベラータアルテシマ
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カラフルな葉を楽しむ
緑一色からステップアップして、カラフルな葉を持つ種類を取り入れてみましょう。斑入りや赤・ピンクの葉がアクセントになり、インテリアに彩りが加わります。
カラテアアグラオネマコルジリネマランタ
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多肉植物・サボテンで小さな世界を作る
水やりが月数回でよく、デスクや窓辺の小さなスペースに置けます。寄せ植えにして小さなガーデンを作る楽しみも。管理が少なく、忙しい方にも向いています。
エケベリアハオルチアセダムアロエ
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花を咲かせる観葉植物に挑戦
スパティフィラムやアンスリウムは、観葉植物でありながら美しい花を咲かせます。開花のタイミングを迎えたときの喜びはひとしお。少し上のステージを楽しめます。
スパティフィラムアンスリウムストレリチア
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連載「はじめてのグリーン生活」全6回 振り返り
VOL.1
観葉植物が枯れる本当の理由
水のやりすぎ・光不足・寒さ——失敗の原因を知れば対策はシンプル
VOL.2
はじめての1鉢の選び方
丈夫さ・耐陰性・見た目の3軸で選ぶ。ポトス・サンスベリアが最初の一歩
VOL.3
水やりの正解
「乾いたらたっぷり」が鉄則。毎日少量はNG。季節で頻度を調整する
VOL.4
置き場所の決め方
光・風・温度の3要素で決める。窓際(レースカーテン越し)が多くの植物に最適
VOL.5
💊 肥料・🌱 植え替えの基本
肥料は成長期のみ薄めに。植え替えはひとまわり大きい鉢へ、春に行う
VOL.6
✦ もっとグリーンを増やしたいと思ったら
水挿し・挿し木・株分けで増やす。飾り方のコツと次の一鉢の選び方
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植物と過ごす時間が、
毎日をすこし豊かにしてくれる
観葉植物を育てることは、ただ部屋を飾ることではありません。水やりのたびに葉の状態を確認し、季節の変化に気づき、新しい葉が出たときに喜ぶ——その小さな積み重ねが、日々の暮らしをすこし丁寧にしてくれます。
枯らしてしまっても大丈夫。また新しい一鉢から始めればいい。植物とともにある暮らしを、これからも楽しんでいただけたら嬉しいです。
📋 この記事のまとめ
- 1植物を増やすには「水挿し・挿し木・株分け」の3方法。初心者は水挿しから
- 2増やすベストシーズンは春(4〜6月)。根が出やすく成功率が高い
- 3複数の植物を飾るときは「高低差・葉のバリエーション・鉢のトーン・奇数グループ」を意識
- 4次のステップは大型植物・カラーリーフ・多肉・開花種の中から自分の好みで選ぼう
- 5植物と過ごす時間を楽しむことが、グリーンライフの本質
あなたの次の一鉢を、一緒に選びませんか
当店では初心者の方でも安心して育てられる観葉植物を豊富にご用意しています。
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