スタッフ日記

*観葉植物につく虫のお話 ~ハダニ編~*

やっと夏らしいよいお天気がやってきましたね~(^o^)
連日の熱帯夜には、参ってしまいますが。。
さて、今週は植物にとってやっかいな「ハダニ」についてのお話です。
~ハダニってどんな虫??~
「こんな虫ですよ!」とお見せできないくらい小さな虫です。
成長しても0.3~0.5ミリ程と、肉眼で見つけるのは難しいサイズです。
葉の裏側などから樹液を吸って棲息しているので、症状としては、
植物の葉の色が抜けて白くなり、小さな斑点が出ているようにも見えます。
IMG_2395_R.JPG
【ハダニに吸汁されたテーブルヤシの葉】
特に高温で乾燥している環境を好んで繁殖しますので、
7~9月に(まさに今!)、大量発生しやすいです。
ハダニが大量発生すると、植物の樹液を吸ってしまうので、
植物が急激に弱っていってしまいます(>_<)
「あれ?最近 何だか元気がないな~」と思った時は、
葉の裏側などをよく観察して、
ハダニがいないかをチェックして下さいね(^^)
~発生させない為に  予防法~
ハダニが大量発生してしまう原因として、
①高温で、通気性が悪い場所に置いている
②植物自体が弱っている
このような状態に場合に、大量発生が見られます。
なので、発生させない為には、
①設置環境を常に明るく風通しの良い状態にする
②植物の健康な状態を維持する
ことが、必要となります。
具体的には、乾燥を防ぐために、霧吹きで葉水をあげるのがよいです。
また、ハダニを見つけらすぐに洗い流す、ふき取るなどして、繁殖を防ぎましょう!
~発生しやすい樹種は?~
ほぼすべての観葉植物に発生します(>_<)
中でも、よく大量発生が見られるのが、
ウンベラータ、ディフェンバキア、ミリオンバンブー、フィロデンドロン、ヤシ類です。
上記の植物たちには、日ごろは葉水をしっかり与えて予防し、
時々はホースの水で、葉にのっているほこりを洗い流してあげるとよいですよ☆
~もしも発生してしまったら? 対処法~
寒い季節でなければ、お風呂場や外に運んで、
植物にシャワーなどで水をかけて、直接洗い流すのが効果的です。
その後、葉の水をふき取り、ハダニに効く薬剤を散布して様子を見ましょう。
最後に…
日ごろから、「葉水をかける、通気性の良い場所で育てる、植物を弱らせない!」
ように心がけて、大切な植物を丈夫に育ててあげましょう(*^_^*)♪

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