🌿 観察日記
モンステラと暮らす。
成長・切り戻し観察日記
大きくなったモンステラの切り戻しから、増やし方まで。
実際の様子を日記形式でお届けします。
モンステラはとても生命力が強く、環境が合えばぐんぐん成長します。 月日が経つにつれ葉が増え、茎も太くなり、気づけば大きく広がって部屋のスペースを占領してしまうこともあります。
そんなとき、支柱を立てて樹形を整えるのも一つの方法ですが、 思い切って切り戻しをして株を増やすのもおすすめです。 切り戻した茎は水挿しで発根させて新しい株に育てることができますし、 切り落とした葉っぱは切り花として飾ることもできます。
今回はその一連の流れを、実際の写真とともにお届けします。
大きく広がったモンステラ——切り戻しを決意
育てていたモンステラが、気づけばかなり大きく広がってきました。 葉の枚数も増え、茎が外に向かって伸び、鉢のサイズに対してボリュームが出すぎた状態です。 このまま支柱で整えることもできますが、今回は思い切って切り戻しをすることにしました。
葉が四方に広がり存在感たっぷり。でも少しまとめてあげたい状態です。
✂️ 切り戻しとは?
伸びすぎた茎を根元近くでカットして、株全体をコンパクトにする作業です。切った茎を水に挿すと発根し、新しい株として育てることができます。モンステラは生命力が強く、切り戻しに適した植物のひとつです。
どこで切る?——気根の上がポイント
切り戻しで大切なのは「どこで切るか」です。 モンステラは茎の節(ふし)から気根と呼ばれる根が出ることがあります。 切る位置は気根のすぐ上あたりが理想的です。
赤いラインが切る位置。気根の上あたりでカットします。
別の茎も同様に、節の上でカット。複数本切り戻しても大丈夫です。
切り戻しの手順
⚠️ 樹液に注意
モンステラの樹液はかぶれを起こすことがあります。カット時はゴム手袋の着用をおすすめします。また、ペットや小さなお子様が触れないようご注意ください。
切った後——株元はこうなります
カットした後の切り口はこのような状態になります。 断面がきれいな緑色をしていれば問題ありません。 そのままにしておくと、やがてここから新芽が出てきます(後ほど紹介します)。
カット後の切り口。断面が緑色でみずみずしければ健康なサインです。
切り戻し完了——株がすっきりしました
複数の茎を切り戻した後の株の様子です。 ずいぶんとすっきりしました。 鉢に残った株は、このまま明るい場所で管理すれば、 切り口から新しい芽が出て再び育っていきます。
切り戻し直後。右側に切り取った茎葉が並んでいます。
残った株の葉もいくつか切り落としてさらにすっきり。切った葉は捨てずに活用できます。
切り取った葉は「切り花」として飾れます
切り取ったモンステラの葉っぱ、捨ててしまうのはもったいない! 実は切り花としてとてもおしゃれに飾ることができます。 大きな葉が3〜4枚あるだけで、リビングがぐっとインテリアっぽくなります。
ガラス瓶に無造作に挿すだけで、こんなにおしゃれに。
💡 切り花として長持ちさせるコツ
水は2〜3日に1回程度交換する。直射日光の当たらない明るい場所に置く。茎の切り口が腐らないよう水量は少なめでOKです。
切り取った茎は水挿しで発根を待ちましょう
気根がついた状態でカットした茎は、花瓶や瓶に水を入れて挿しておくと発根します。 根が出てきたら、土に植え替えて新しい株として育てることができます。 1株が2株に増える、嬉しいサイクルです。
切り口を水に浸けて待ちます。根が出てくるまでしばらく観察しましょう。
水挿しのポイント
切り口から新芽が出てきました!
切り戻しから3週間ほどで、株元の切り口付近から小さな新芽が顔を出しました。 モンステラはカットした後の節から新しい芽を出す力があります。 この新芽がやがて茎となり、また立派な葉へと育っていきます。
切り口のすぐそばから、新しい芽が出てきました。これが次の葉になります。
🌱 切り戻しは「仕切り直し」のチャンス
切り戻しは植物にとってのダメージではなく、むしろ新しい成長を促すきっかけになります。大きくなりすぎたモンステラも、切り戻すことでよりコンパクトに、より元気に育ち直します。ためらわず、思い切ってカットしてあげましょう。

