モンステラに変なものが出てきた!これって何?
🌿 連載シリーズ
植物あるある?
育てていると「あれ?ん?」って思う瞬間、ありますよね。
そんなよくある疑問や事例を、一つひとつ丁寧に解説していきます。
📋 シリーズ一覧
Vol.03
モンステラに変なものが
出てきた!これって何?
「くるくる巻いた細長いものが出てきた」「病気?」——よくあるお問い合わせです。
安心してください。それはモンステラの新芽です。
🔍 今回のあるある
これはなんでしょう?
Q. 変なものが出てきた!くるくる巻いてる…病気ですか?
「これは何?」——お客様からのお問い合わせで一番多いのが、この状態です。
✅ 病気でも異常でもありません!
これはモンステラの新芽(新しい葉っぱ)です。 モンステラの葉はくるくると巻かれた状態で生まれ、時間をかけてゆっくりと開いていきます。 見慣れないと驚きますが、元気に育っているサインです。
まず知っておこう
モンステラの新芽はこんな形で生まれる
モンステラは熱帯アメリカ原産のサトイモ科の植物。 あの大きな切れ込み入りの葉が特徴ですが、 新芽は最初、くるっと巻かれた細長い筒状の姿をしています。 まるで別の植物が生えてきたかのように見えるため、 初めて見たお客様がびっくりされるのも無理はありません。
全体像を見ると、成熟した葉の隣からすっと伸びているのが新芽です。
新芽の成長タイムライン
新芽はこうして育っていく
新芽が出てから完全に葉が開くまで、季節にもよりますが約2週間ほどかかります。 その間、日々少しずつ変化していきます。実際の様子を追ってみましょう。
最初は細くきつく巻かれていた新芽が、少しずつほぐれてきます。 まだ葉の形はわかりませんが、ふっくらとしてきて、生命力を感じる段階です。
よく見ると、葉の切れ込みの輪郭がすでに現れています。
1週間ほど経つと、葉がほぼ平らに開いてきます。 まだ色は薄い黄緑ですが、モンステラらしい形がはっきりしてきます。
開いた!モンステラの葉らしい形になってきました。
開いた葉が少しずつ濃い緑へと色づいていきます。 葉の表面にツヤが出てきて、みずみずしさを感じられる段階です。
色が深まるとともに、葉に厚みとコシが出てきます。 触るとしっかりした感触になり、モンステラらしい存在感が増してきます。
葉の厚みとツヤが増し、どっしりとした存在感が出てきます。
まとめて見てみよう
新芽から葉への展開の全体像
新芽が出てから成熟した葉になるまでの変化を、一度に見てみましょう。 こうして並べると、同じ植物とは思えないほどの変化の連続です。
新芽→展開中→成熟葉へと変化していく様子。約2週間の記録です。
およそ2週間後
ほぼ正常な葉っぱに!
あの細くくるくると巻かれていた新芽から、約2週間。 すっかり立派なモンステラの葉になりました。 焦らずそのまま見守るだけでOKです。 特別なお手入れは必要ありません。
2週間後の姿。あの細い新芽がここまで育ちました。
よくある疑問
新芽が出たときのQ&A
新芽を手で開いてあげた方がいいですか?
触らないでください。自然に任せるのが一番です。無理に開くと葉が傷んだり、形が悪くなったりすることがあります。
なかなか開かないのですが…
気温や光の量によって展開のスピードは変わります。冬は特にゆっくりになることも。2〜3週間ほど様子を見てください。
新芽の先が茶色くなっています
乾燥や水不足のサインかもしれません。展開中の葉は特に乾燥に弱いので、土が乾いていたらこまめに水やりをしてあげましょう。
まとめ
「あれ?」と思ったときは、焦らず原因を調べてみましょう。
観葉植物を育てる中での「ん?」は、植物のことをもっと知るチャンスです。
次回のVol.04もお楽しみに。

